日野川ではアユ釣りが佳境に。休みともなると、多くの太公望で長い竿の列が出現。 ここは伯耆町役場そばの釣りエリア。良好な「友釣り専用区」として知られ、シーズンを通して鮎師たちでにぎわっています。
アユの友釣りとは、生きたアユを泳がせてアユを掛けるという、日本独特の釣法。 オトリとなるアユの鼻に金属の輪(ハナカン)などを通し、竿につなげます。しっぽの方にハリを付け、オトリを川の中に放して、野生のアユ(野アユ)に近付けます。アユはナワバリ意識が強いので、ナワバリへの侵入者を執拗に追い払います。猛然とオトリに体当たりし、オトリが逃げ惑ったり、反撃したりしているうちに、野アユがハリに掛かる、という寸法。 面白そうですね!直接食欲に訴えるのではなく、生命維持にあまり関係のないナワバリ意識を刺激してアユを釣るとは・・・。こんな釣りは他にあるのかな?(I) |