新「中海七味」を作ろう。ということで、中海七味試食会が米子駅近くの料理屋・藤吉郎で開催されました。 中海にもかつて中海七味(珍)なるものがあったということですが、環境悪化の影響などでアカガイはじめ多くの魚介類が、その姿を消し、中海七味という言葉もほとんど「死語」となりました。そこで、現在、中海に生息する魚たちで新しい中海七味ができないか・・・という企画が立ち上がり、待望の試食会となったところです。 藤吉郎に入ると、カメラ4台(民放3局と中海CATV)が列をなしており、その注目度の高さに驚かされました。
どれもこれも実に美味しかったですが、新鮮なボラ、スズキの刺身は想像を超えて美味しかったです。 この日、テーブルに並んだメニューを参考までに列挙しておきます。 ●ボラの刺し身(こぶ締めし、シソをちらし)●スズキの刺し身(こぶレモン締め)●スズキのてんぷら●ゴズの甘露煮(サンショウの実、梅肉風味)●ゴズの空揚げ(グリーンピースソースがけ)●コノシロの空揚げ(辛味大根が添え)●ボラの南部仕立て●ボラのアラのみそ汁(ワサビ入)●アカガイのぬた和え(弓浜半島の白ネギ使い)●サヨリの東寺揚げ●ボラのごまじゃり●コノシロの桜錦糸巻き●サヨリの手綱巻き●アカガイの刺し身●ヨコガイの吸い物●オダエビの浅炊き
いつの日か、これらの料理が日常的に食べることができるよう・・・中海をきれいな海に、そして豊饒の海にしたいものですね。 この取り組みは地元の新聞社・山陰中央新報さんの企画によるものです。(I) |