出雲國一之宮・熊野大社の初詣風景。雪の降る寒い元旦ではありましたが、多くの参拝者がありました。 ここ熊野大社は松江市の隣・八雲村の山間にある古いお社です。出雲大社と歴史的にも深い関係のあるお宮として知られています。 ちなみに、一宮(いちのみや)とは、昔の66ヶ国の各々において、中央からのお達しなどを最初にその神社に伝えることになっていた神社で、多くはその国において最も格式の高い神社ということができます。 ただし伊勢神宮のように、別格扱いで、一宮にはなっていない例もあります。 出雲の場合も、昔は一宮は熊野大社でしたが、いつのころからか出雲大社に譲られました。(このあたりの歴史的背景を調べたら面白い・・・) 時代がすすみ、制度が廃止された今日、「出雲國一之宮」は昔にかえって熊野大社で用いられているということです。 出雲は神々の国。ちょっと歴史を知って出かけると、実に面白いストーリーがイメージできたりします。(I) |