スプニール・ドウ・アンネ・フランクという品種名のバラが花回廊に咲いていました。 晩秋の冷たい雨に濡れ・・・独特な雰囲気を醸しだしていました。 この品種名の意味は「アンネの形見のバラ」ということですが、意味深長な感じですね。 アンネ・フランクと言えば「アンネの日記」を思い出される方も多いのでは。 (この本は、アンネが1942年6月〜1944年8月までの2年近くを綴った日記で、戦争中の間隠れて暮らした隠れ家での、人間関係や恋、戦争などについての出来事が書かれています。) このバラはアンネの父オットー・フランク氏から、日本のクリスチャンのコーラス・グループに友情のしるしとして贈られたものだということで知られています。 「アンネのバラ」の花弁はオレンジとピンクの絶妙な色合いのグラデーション。あたかも、苦しみの中から、アンネ・フランクが平和の精神を開花させて、輝いているようです。(I) |