米子港ヨットハーバーは静かな快晴の朝をむかえました。 朝日に映えるヨット達・・・まるでどこか異国のリゾート地のような佇まいに思えました。一瞬ですが。 朝早く起きて活動すると、いろいろな発見があります。太陽の昇る位置が変化し、光の色合いも変化し、朝日の当たる場所も変化し表情を変える。そして人の表情も。 そんな朝日に包まれていると・・・谷川俊太郎の詩「朝のリレー」を思い出しました。 (ネスカフェのCMで使用され、今年のCMグランプリ受賞)(I) -------------------------------------------------- 『朝のリレー』 谷川俊太郎 カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ ----------------------------- こんな感性があればな〜。 |