昨夕の大山。ここのところの暖かさで、表情が大きく変わりました。この時期ならではの雪形(ゆきがた)が見えています。 雪形といえば、信州北アルプスの白馬が有名です。例年5月上旬、白い馬の雪形「代かき馬」が現れるころ、麓の水田は代かき作業が始まるということで、農事暦として情報を伝えてくれたようです。 この雪形は全国各地で見られるようで、山岳写真家の田淵行男氏(日野町出身、溝口町で小学校時代過ごす)は、南は愛媛県から北は北海道まで念入りな調査をし、17道県に131体が伝えられていることを報告しています。 田淵行男氏は明治38年生まれで、大山の麓・溝口町で小学校時代を過ごしました。大山が山岳写真家としての原点だったのでしょう。 現在、信州豊科町に「田淵行男記念館」が設けられています。一度出かけてみませんか!?ちなみに、田淵行男記念館のホームページはhttp://www.town.toyoshina.nagano.jp/html/skyouiku/skyouiku07.html#top です。(I) |