松葉がにシーズンが到来しました。早速、米子市内の店頭に。 カニは裏にして並べるのが決まり(みそが流れ出ないように)ですが、写真にするとなんだか変な感じです。 ご存知だと思いますが、左が松葉がに(十分に成長し、殻が固く、身がしっかりと詰まって重く、ハサミが太い、雄のズワイガニ)、右が親がに(腹に卵を抱えた雌のズワイガニ)です。さて、この松葉がにという名前、ズワイガニの山陰地方での呼び名ですが(北陸地方では越前がに)、その由来は細長い脚の形やその肉が松葉のように見えるからということです。またこの説の他に水に漬けると松葉のように広がるからという説と、漁師が浜で大鍋をすえ松葉を集めて燃やしたから・・・など諸説あるようです。 今朝のフジテレビ「めざましテレビ・天気のつぼ」コーナーで、かにの水揚げ日本一・境港のせりの様子が放送されました。身を水に漬けると松葉のように広がるというのもを実証していました。なるほど…。 11月中は価格も手頃です(12月に比べて)。是非、お求めいただき山陰の冬を代表する味覚をお楽しみください。(I) |