山麓・岸本町の大山ガーデンプレイスの直売コナーに珍しいものが売られていました。そう「あけび」です。とても懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。 山麓の森に入ると、結構目につきますが、高いところにあったり、崖にあったりで簡単に手に入れることができません。 そんな「あけび」がここでは3個150円で販売されていました。割れた皮の中の柔らかい白い果肉に種が包まれているのが見えます。見栄えはぱっとしないのですが、ほんのりとしたやさしい甘さがあって結構いける味となっています、子供のころ林の中で食べた記憶のある方も多いのではないでしょうか。 「あけび」の由来は果実が開裂する「開け実」からきたといわれます。ついでに漢字表記は「木通」、「通草」、「山女」。どうして山女と書いたかといえば・・・表現に困りました。どどいつにこんなのがありました。「山のあけびは何見て割れた下の松茸見て割れた」というわけですね。古人(いにしえびと)達は洒脱?でしたね。なんて。(I) |