初秋の大山ブナの森、若い木々がスクスクと育っています。 ブナ林は200年から300年でのサイクルで更新されるということですが、このあたりのブナはまだまだ若い木で30〜50年くらいでしょうか。中央の折れた古木と対照的です。 ブナの森は「自然のダム」「「緑の水がめ」とも呼ばれていますが、その保水力は人工のダムとは比較にならないくらいのレベルです。大山山麓の水が豊富で美味しいのはこのブナの森があってのことでしょう。 大山のブナ林は全国的に見ても独特で、人の手は入っておらず、北方系と南方系の植物が共生しています。そのため昆虫や鳥類も多いということで、まさに自然が自然のままに残る豊かな森となっています。 こんな森を歩くと身も心も元気になりそうですね。(I) |