昨夜、米子ビッグシップの大きなホールで日南町民ミュージカル「そばの花〜ある学童疎開の子どもたち〜」の公演がありました。 写真のシーンは1945年6月戦争末期に神戸・御影の学童疎開の子どもたちが上石見駅降り立ってから尾根を越え疎開先の福栄村(当時の)に向かって歩くシーンです。 町民ミュージカルということで脚本から舞台制作、出演にいたるまでほとんどすべて町民自らの手で作り上げていますが、その内容・レベルは想像を超える素晴らしいものでした。 学童疎開における子供たちの交流を柱にして、戦争の悲惨さ、命の尊さ・・・平和の大切さを問いかける感動の大作でした。しかもコミカルに演出されており、笑いと涙で顔がぐちゃぐちゃになった方も多かったのではないでしょうか。 それにしても日南町民の底知れないパワーをあらためて感じました。中国山地のど真ん中の過疎の町ではありますが、その存在感は県内でもピカイチではないでしょうか。 出演者の皆様、スタッフの皆様お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。元気をもらったような気持ちになりました。(I) |