昨日は霞がかかったような空模様で、植田正治写真美術館も後方の山々もぼんやりと見えました。まるで緑の海原に大きな船が浮かんでいるよう。風が吹くと淡い色の稲穂が揺れ、まるで波のようでもありました。 昨年の今頃は故植田正治さんと福山雅治の2人展が開催され大変多くの方で美術館が賑わいました。 今夏は昨年ほどのことはないですが、熱心な写真ファンが連日訪れています。現在は企画展「MODE−時空を超えて−」が開催中。ファッション写真でありながら、写真表現の可能性に秘められた作品群は「時」を超え、さらに「未来」へと誘い回帰するかのような感覚を与えます。 ということで、稲穂の波の中に漂う「植田正治写真美術館」に出かけてみませんか。特別な空間と時間がありますよ!(I) |