空が紫から群青へ変わる頃、小型船の漁火(いさりび)が、ちりばめた宝石のように日本海を飾っていました。 写真は赤碕の漁港付近から撮ったものですが、この風景は大山の麓・淀江から鳥取まで続いています。さながら国道9号線は『漁火街道』です。 この季節、赤碕あたりからは日本海に沈む夕日、そしてその後は水平線に光輝く漁火が眺められます。さらに空を見上げると満天の星。流れ星。(但し、梅雨明け後になりそうですが)まるで環境ビデオを見ているようで、ドラマチックな・・・、ロマンティックな・・・、癒されるような・・・そんな演出が自然(あり)のままに進行していきます。 ということで、空気の澄んだ日に「漁火街道」をドライブしてみませんか!? 特上の景色と時間がありますよ。
現在の漁火はイカ釣り漁船が多いようです。当地ならではの自慢の「白イカ」が“旬”で水揚げも好調のようです。白イカは高級で・・・普段は価格も高めですが、ここのところ価格も大変手頃になっています。ご賞味ください。もちろんお刺身で。(I) |