花回廊・東館前の木立の中にかわいい紫のクロッカスの花たちが咲いていました。 1万株が植えてあるということで、次々に咲き出すようですね。それにしても・・・地面にちょこんと咲く姿が愛らしい花ですね。 この花はアヤメ科クロッカス属の球根植物で別名をハナサフランというそうです。ギリシア語のkrokos(糸)に由来するといわれ、花柱が長く糸状に伸びることによります。 クロッカスの花言葉を調べたら、なぜかいっぱいありました。Why?以下列挙します。
「青春のよろこび」「悔いなき青春」「若返り」「信じてください」「良い知らせ」「私を信じてください」「信頼」「楽しみ」「愉快」「あなたのことを待っています」「あなたを信じながらも心配」「切望」「じれったい」
花言葉の由来を調べたらこんなのにたどり着きました。実に興味深いエピソードです。
『青春を謳歌するように、春に咲くところからこの花言葉が生まれました。クロッカスとは、ギリシャ神話に登場する美青年の名前です。 この青年は、羊飼いの娘、スミラックスと愛し合い、結婚の約束をしていましたが、神々に反対されてしまいます。絶望のあまり、青年は自ら死を選んでしまいますが、その死を悲しむスミラックスを見て、花の神フローラは、2人を花に変えたということです。ちなみにスミラックスはサルトリイバラです。このお話からもうひとつ「あなたを待っています」という意味も生まれました。』 花にもドラマがいっぱいあるようです。(I) |