一昨日、大山山麓の岸本町真野(大山ペンション村西側)に建設中であった競走馬トレーニングセンター「大山ヒルズ」で完工式が行なわれました。経営母体は、北海道の競走馬育成の会社(ノースヒルズマネジメント)です。 競走馬が関西のJRAのレースに出場するには、滋賀県にある栗東トレーンングセンターの厩舎へ入れることが必要ですが、北海道から栗東に長距離輸送をすると馬が体調を崩しやすいということで、気候等条件のいい大山の中腹に馬を慣らすためのトレセンが設置されました。 写真は東側からのショットですが、あまりにも広くて写真におさまりませんでした。薄緑色の屋根の建物が厩舎などの関連施設で、左端の建物群があるところが大山ペンション村です。隣接しているのが写真からわかりますね。 800mの坂路コース、一周800mの円形馬場(写真左側)などが整備され充実したトレセンとなっているようです。一昨日はこのコースを武豊、福永祐一、松永幹夫など名騎手が試走をしました。新聞によると「走りやすく、雪の大山がきれい・・・」と感想があったようです。 残念ながら、ふだんは一般公開されていませんので近くで見ることは出来ませんが、オープンデーを設ける事もあるのでは・・・と地元では期待をしています。 現在は30頭が厩舎入りをしていますが、将来は厩舎5棟で100頭もの調教が行われます。大山育ちのサラブレッドが活躍する日がきそうですね!!(I) |