昨日は穏かに晴れわたりました。まさに春日和。 逆さ大山のスポットで有名な岸本・福岡堤では、水面に映る雪の大山が見事でした。
右手に見える建物は植田正治写真美術館ですが、この美術館は、故植田氏がこの堤に映る「逆さ大山」の風景に惚れ込み、「ここに写真美術館を建てたい」と岸本町を訪れたところから始まったということです。 植田正治氏は境港市出身で、フランス芸術文化勲章(シュバリエ)を受章した写真家として知られています。また、この美術館の設計は、国際的評価も高い建築家・高松伸氏(島根県仁摩町出身)によるもので、高松氏が自らの作風を捨てて挑戦したこの建築は、芸術選奨文部大臣賞受賞など多くの副産物も生みました。
全ての始まりは・・・この風景だったのですね。(I) |