雪の降る夜。中腹のホテルの庭もすっかり雪景色に。 冷たい雪がなぜか暖かく感じたりします。光があたると、雪がやわらかに輝きます。
雪が降る夜はどうして音という音が全て消えてしまうのでしょうか? 降る雪の一粒一粒が音を吸収してしまうからだと、聞いたことがあります。それにしても本当に不思議です。 そんな音の無い世界、静寂の中でも雪の降る様を”しんしん”とか”むすむす”とか”わさわさ”などと昔から表現してきました。擬音語なのか擬態語なのかわかりませんが、きっと昔の人(雑音がない時代)にはそんなふうに聞こえたのでしょうね。 雪は生活を不自由にする困ったものなのですが(もちろんスキー場は逆のもの)、人の心をとてもロマンチックにする不思議な不思議な"天からの贈り物”でもあるようです。(I) |