最終更新日 2002年11月14日

11/14王国ニュースフラッシュ
県内の市町村合併 枠組み問題がそろそろ佳境に 12月中に方向決まる見込み 

項目1 県西部首長会議 合併枠組み年明けに 米子市長見通し 境港市長態度示さず 
項目2 青谷上寺地遺跡 国内最少の琴板出土 長さ22センチ 楽器の機能持つ 弥生時代後期のもの
項目3 高速道路問題で新組織を 鳥取など5県知事が提言 年5000億円の税金投入要望 
項目4 歳末商戦火花 早期攻勢の量販店 百貨店は共同CM(山陰の4デパートで初) 業態競争に  


 
美味しそうな顔をした“松葉ガニ”です。
11月6日に今シーズンのズワイガニ漁が解禁となり、市場は紅いカニで賑やかになりました。水揚げ量も多く、価格も今年はかなり安いです。写真のものは7千円。ちょっと小ぶりのものは4千円くらいということです。
さて、「ズワイガニ」と言ったり「松葉がに」と言ったり、はたまた「越前ガニ」と呼ばれたりと、このカニにはさまざまな呼び名が登場します。
言葉を整理してみます。「ズワイガニ」、これが標準和名です。そしてこのズワイガニを、鳥取県をはじめとする山陰地方では、「松葉がに」「水ガニ(若松葉ガニと改名)」「親ガニ」と使い分けて呼んでいます。
「松葉がに」は、十分に成長し、殻が固く、身がしっかりと詰まって重く、ハサミが太い、雄のズワイガニのこと。ちなみに「越前ガニ」は、福井県など北陸地方での雄のズワイガニの呼び名であり、その正体は、松葉がにと同じです。
一方「若松葉がに」は、雄のズワイガニでも脱皮直後のもの。殻が柔らかく、軽く、ハサミも小さいことから、値段も手頃です。そして「親ガニ」は、腹に卵を抱えた雌のことで、さらに値段も手頃。しかも、卵とカニみそが、松葉ガニにはない濃厚な味わいを引き出すということで、鳥取では冬のお味噌汁には欠かせない人気の食材です。
ということで、今夜あたり、かに鍋をしませんか!?

関連ページ(1) 山陰中央新報 
関連ページ(2) 日本海新聞(主に鳥取県情報) 
関連ページ(3) マンスリーニュースダイジェスト 
掲載担当者 王国情報局 

 


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