昨夕、大山の上空に真白な月が出ていました。日野川岸からのショットです。 「春は花、秋は月」といわれるように、秋になると月への関心が高まってきます。そしてクライマックスが“中秋の名月”。今年は9月21日。十五夜の月(満月)です。 年間で12、13回の満月がありますが、何故か特別の扱いがされるのが旧暦8月15日の月「中秋の名月」です。何故か・・・ 農耕民族である日本人にとって、農作業はすべて月の暦に従っておこなわれてきました。名月の頃はちょうど秋の収穫がはじまり、神格化された月への感謝をこめてお供えをしたということです。この時期は芋の収穫期にあたるため、芋、団子、枝豆、ススキの穂を供えてお月見をしたため、芋名月とも呼ばれます。 今度の週末は秋の澄んだ空に昇る満月「中秋の名月」を鑑賞してみませんか!?(I) |