昨日、8月29日は暑い暑い1日となりました。写真はフェーン現象による雲。 雲の合い間から射す“熱い”日差しにギブアップしたくなりました。 台風の位置によって風の向きが大きく変わりますが、日本列島の西よりに台風がある場合には決まって南風が太平洋より吹き上がり、フェーン現象が発生するようです。 特に山陰地方は四国山地、中国山地と2つの山脈を越えて風がやってくるため、「日本一の最高気温を記録!」なんてことが多いですね。 ところで、フェーン現象とは・・・ちょっと勉強してみました。 フェーン現象とは、風が山脈を吹き越えるとき、風下側で気温が上昇し乾燥する現象のことです。風が山腹を吹き上がるときは100mにつき約0.5℃気温が下がりますが、山頂を越えて吹き下りるときは100mにつき約1℃ずつ上がり乾熱風(フェーン)となります。 (このあたりの科学的な説明は省きますが、興味ある方は調べてみてください)風下側の麓では気温が急上昇し乾燥するため火事が発生しやすくなります。 風上側(今回の場合・高知県)では、湿った空気が山脈を上昇して雨が降ります。 暑い理由がわかると、なんだか安“心”しますが・・・、そろそろ涼しくなって安“身”したいものですね。(I) |