梅雨もそろそろフィナーレ。暗い雲の間から夕日が中海、萱島を包み込んでいました。 この島は中海に浮かぶ「ひょっこりひょうたん島」のような形をした周囲数百メートルの無人の島で、弓ヶ浜半島と安来の間のちょうど真中にあります(した)。現在は弓ヶ浜の干拓事業で、島と陸地がかなり接近しています。 昭和30年代前半までは中海のこのあたりでも、ろ舟での漁業がおこなわれていたということです。当時は夏になると子供の格好の遊び場で、この島をめざして水泳をしたということでもあります。 「萱島の磯で牡蛎(カキ)を採り、程よい塩加減の海水で洗い食べた」なんて、懐かしい昔話を今でも聞くことがあります。 この夏、この無人島を探検してみたい・・・そう思ったりしませんか!?(I) |