昨日、鳥取県(西部県民局)主催の「大山を知る会」が開催されましたが、その中のメインのプログラムとして、大神山神社奥の宮・本殿(国指定重要文化財)で歴史講座がありました。写真はその様子です。 奥宮は雄大壮麗な檜皮(ひわだ)葺きの日本最大級の権現造りの神社(正面の長廊は、両翼約50メートル)で、神仏混交の様式を伝えています。 内部の柱が金色に輝いていますが、これは金箔ではなく白檀塗りという、大変珍しい彩色なのだそうです。(白檀塗りとは銀箔を貼った上に生漆を塗ってその化学変化により金色を出す技法。欄間等に使われることはあるが、これだけ大規模のものはまれ) この金色だけでも圧倒されますが、さらに壁には彫刻や彩色壁画、天井には花鳥風月が描かれていました。・・・・・ここは、どうやら特別な、特別な空間のようです。(I) |