大山山麓の妻木晩田(むきばんだ)遺跡に弥生時代の竪穴住居と高床式の倉庫が完成しました。まだ、公式に「完成披露」はされていないので、初めて目にされる方が多いと思います。 この2つの建物は、釘などの近代的な材料は一切使わず、当時の建築手法(だろう)で復元されました。竪穴住居の中に入れますが、かなり広く、居心地が良さそうな空間となっています。この空間に佇むと、弥生人の息吹が聞こえてきそうですよ。 洞ノ原地区の展望の良い場所(西側を向いた尾根)に設置されています。天気のいい日には、この場所からは遠く出雲の地を眺望することができます。夕方に行けば西側に広がる出雲の山々に落ちる雄大なサンセットを楽しむことができます。 そんな時間にその場に身をおくと・・・遥か悠久の歴史を五感で感じることができるかもしれません。(I) |