淡い黄色の菜の花が里の畑に光を放つように咲いていました。まさに春の到来です。 日本ではもちろんですが、それ以上に中国でも大変ポピュラーで、春の訪れを告げる花として実に存在感のある花として知られています。中国でこの色は皇帝の色とされ、一般の人が使用することが出来ない特別なものであったようです。 映画『ラストエンペラー』で幼少の溥儀が、黄色い衣服を持っていた弟、溥傑に「黄色は皇帝の色だから許せない」と怒る場面があるのを覚えている方もいるかも知れませんね。ちなみに紫禁城の瓦屋根も皇帝を象徴するために黄色になっています。 日本の春色といえば“桜色”ですが、この“淡い黄色”も間違いなく春を象徴する色であると思います。 こんな“春”を探しに大山の麓をドライブしてみませんか!?(I) |