県内の松葉ガニが好調です。量も価格も一定のレベルに達しているようですね。 消費者としてはもっと安いのにこしたことはないのですが・・・、今ぐらいがいいバランス点でしょう。それにしても、様々のチャンネルでの松葉ガニの露出効果、ブランド化効果があったようです。 ところで、山陰の地物の松葉ガニが美味しいのは何故か? いろいろ理由はあるようですが、そのひとつに山陰沖で水揚げされる松葉がには、水深200から400メートルの、1年中水温が1℃以下に保たれた「日本海固有水」と呼ばれる水域で育つことにあるようです。この冷たい海水で松葉ガニ身が引き締まり、肉もぎっしり詰まっているのでしょう。 ちなみに、日本海固有水とは、対馬海流の下にある冷たい土着の海水です。水温は大変低く、酸素の量が多いのが特徴です。他の海域にはこのような特徴をもった海水はあまり見られないそうです。 なお、写真でもわかりますが、カニが裏っ返して販売されています。これは美味しいカニのみそが流れ出さないようにするためです。(I) |