鉛色の空の下、山茶花(さざんか)に初冬のスポットライトがあたっていました。 鳥取(米子)と島根(安来)の県境付近でこんな瞬間に遭遇しました。 冬となり山陰は色気のない景色となりましたが、その中で山茶花のピンクの花は一際目立ちました。後方にこの地域特有の屋根・赤瓦(茶色ですが…)が輝いていましたが、より印象的な風景でした。 子どもの頃歌った「たき火の歌(さざんかさざんか咲いた道・・・)」を思い出しました。 ところで,山茶花と椿は似ていますが、花の散り方に違いがあるようです。山茶花は花びらが一枚いちまいばらばらに散りますが、ツバキ(椿)の花は落ちるときにボテッと全部一緒に落ちてしまいます。(I) |