冠雪の大山・山頂付近が雲に覆われています。神々しい姿です。 雲の中にふれてはいけない秘密が隠されているようで…畏れを感じてしまいします。 神在月の出雲大社には八百万(ヤオヨロズ)の神々が集まりましたが、その神々はいにしえより私たちをを取り巻く山川草木に宿る「神」であったことでしょう。自然崇拝やシャ−マニズムの原形が日本の神道には多く残されていますが、そこに宗教の普遍的形態があるようです。また、この「神」は「目で見ることができない」と言うことが重要な特徴でもあるようです。目に見えぬ 大自然の霊力であるが故に、人は神を畏れ、神に祈った。そして特定の山や川や石や樹木は、神の坐(イマ)す場所・神が宿る物とされ、御神体とされました。大山はその代表的なものであったようです。(I) |