今の大山山麓の田んぼの様子です。 8月は太陽を浴びて稲の穂が急速に大きくなります。 穂が出ると稲の花が咲き、お米を作る準備が整います。うす緑色の籾(もみ)は花のつぼみです。 御存じでしたか?稲も花を咲かせるんですね。 写真ではわかりにくいですが、可愛い白い花がところどころ咲いていました。 ひとつの花が開いてから閉じるまで、わずか2時間ほど、しかも小さいとあって、ほとんど気づかないですね。 旧暦7月を文月(ふみづき)といいますが、これは稲の穂がつく「月」ということで「含月」(ふくみづき)が転じて文月となったといわれています。なるほど、なるほど。文(本)を読む月ではなかったのですね・・・。 さて、これからお盆ころにかけて、田んぼ全体の稲の穂が出揃い、米粒がつくられて、実りの季節を迎えます。まさに、季節が駆け足で進んでいっているって感じです。 どうしよう・・・夏が終わっちゃう! そんなあせる気持ちになったりする今日この頃です。(I) |