「 鳥 帰 る・・・」 米子水鳥公園にはこの冬、約800羽のコハクチョウをはじめカモなど数千羽の渡り鳥がやってきましたが、春が近づき、シベリアへの「北帰行」がピークとなりました。 この時期(特に朝方が多いよう)、米子市内では、7、8羽で隊列をつくって北に向かうコハクチョウを見ることが出来ます。三角形に整然と隊列をつくって飛ぶさまには驚かされます。 5年前の今頃はNHKの山田太一ドラマ「鳥帰る」のロケがこの地でおこなわれ、このコハクチョウの「北帰行」がクライマックスシーンの背景につかわれました。その年の5月の連休中のゴールデンタイムに放映されましたが、大山を背景にコハクチョウが飛び立つシーンはいまだに忘れる事のできない大変印象的な映像でした。 そんなテレビドラマと同じシーンを今、見ることが出来ます。朝夕がいいかもしれません。特に朝は賑やかで、公園に近づくと鳥たちの鳴き声が合唱のように聞こえてきます。「蛍の光」のメロディーに聞こえたりもします・・・。(I) |