天気の気圧配置が冬型・西高東低になると大山エリアは西向きの風になります。 写真は弓ヶ浜半島のそんな日の様子です。一見穏やかですが、うねりがあるためビーチ付近でブレイクした際、北西風であおられてこんな感じになります。 風の方向はこの地域に大きな影響を及ぼしています。地形も風を左右する大きな要因になりますが、島根半島の山々と出雲松江安来米子につづく山々の間にはさまれた谷状になっている出雲平野、宍道湖、松江大橋川沿い、中海、弓ヶ浜地区は風の通り道となり、西向きの風の時は強風になることが多いいようです。 出雲平野の築地松、松江大橋の強風、弓ヶ浜半島の飛砂現象などはこの西風が関係しています。 もうひとつ、米子空港も出雲空港もほぼ東西になるよう滑走路を設定していますが、これも風の方向に関係しています。米子空港では滑走路延長問題でいろいろ紆余曲折あり・莫大な費用もかかりました。まだ続いているようですが・・・。地形だけ考えたら南北に造ればいいのにと思います。が、そうはいかないのは風向きに大きく影響されるからですね。(I) |